Windows標準のリモートデスクトップ接続でランタイムリソース稼働マシンにアクセスしていた場合、
リモートデスクトップをただ終了してしまうと、デスクトップ画面が非アクティブとなってしまいます。
(リモートデスクトップ接続中は特殊なセッションでデスクトップにアクセスしていますが、切断することでそのセッションがどこにもつながっていない状態となってしまうためです。)
これを回避する方法としては、以下の2通りが考えられます。
(A)リモートデスクトップ接続の終了時に「切断」するのではなく「ログアウト」を行い、
その後Blue Prismのログインエージェントを使用して、デスクトップに再ログインさせる。
※予めランタイムリソース用マシンにおいてログインエージェントをインストールし、利用可能な状態にセットアップしておく必要があります。
(B)リモートデスクトップ接続の終了時に「切断」するのではなく、
管理者権限にて「セッションの切り替え」コマンドを実行し、デスクトップを通常のセッション(物理/仮想のモニタを使用するセッション)に切り替える。
※ご参考:
リモートデスクトップ解除後、アプリが終了してしまう問題Blue Prismとしての正攻法は方式(A)となります。
また、そもそもランタイムリソース実行マシンへのアクセス時に「リモートデスクトップ接続」を使用する際には注意が必要と案内されており、
VNCや、その他画面共有ツールの利用が推奨されています。
※ご参考(英語、要ポータルログイン):
DATA SHEET - Remote Access for Controlling and Monitoring