Monday
みなさん、こんにちは!カスタマーサクセスの長谷川です。
これまでの投稿で、
そして4月28日、SS&C Blue Prism WorkHQのGlobalローンチイベントが開催されました。
今回の記事では、そのローンチイベントの内容をもとに、
という点について、各スピーカーのメッセージを交えながらご紹介していきます。
※正式名称はSS&C Blue Prism WorkHQですが、本記事ではWorkHQと表記します。
<シリーズ一覧>
| スピーカー | 主なテーマ |
| Rob Stone ― SS&C / SVP and General Manager, Intelligent Automation and Analytics | WorkHQの必要性と方向性 |
| Bill Stone ― SS&C / Chief Executive Officer | SS&CがWorkHQを提供できる理由 |
| Steven Colquitt ― SS&C / VP Software Engineering | WorkHQの実際の動き(製品デモ) |
| Jeremy Rossi ― SS&C / Global CIO Intelligent Automation Analytics | WorkHQの未来像 |
| Greg Hahn ― American Life & Security Corp / Interim-President | 現場業務におけるAI活用 |
Lia Solis Andy Becker | SS&C自身での活用成果 |
| Rahul Kanwar ― SS&C / President & Chief Operating Officer | AIによる業務変革の本質 |
まずRob Stoneからは、WorkHQが目指す方向性について説明がありました。
その中で特に印象的だったのが、AI導入における企業の典型的な2つの失敗パターンです。
・検討に時間をかけすぎて、競争に遅れる
・統制なしにAIを使い、リスクを招く
Robは、この「スピードかガバナンスか」という二者択一自体が間違っていると説明しました。
そのうえでWorkHQは、
・AI
・RPA
・人
・既存システム
これらをつなぎながら、単なるタスク自動化ではなく、“業務成果そのもの”を動かすための基盤として位置づけられていました。
最終的に提示されたのが、「Automation(自動化)」から「Orchestration(オーケストレーション)」へという考え方です。
これは単に“自動化を増やす”という話ではなく、人・AI・RPAを含めた業務全体をどう流すか、という発想への変化だと感じました。
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続いてBill Stoneからは、SS&C自身の立場や背景について語られました。
印象的だったのは、SS&C自身もまた、顧客と同じように巨大で複雑な業務を日々運用している当事者である、という点です。
つまりWorkHQは、単に“外部向けに作られた製品”ではなく、SS&C自身が実際の業務課題と向き合う中で培ってきた知見がベースになっています。
またBillは、AI活用において重要なのは“速さ”だけではなく、
・ガバナンス
・再現性
・制御性
であることも強調していました。
単なる「AI活用支援」ではなく、“企業が安心して業務に組み込めること”を重視している点は、SS&Cらしいメッセージだったように感じます。
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Steven Colquittのセッションでは、WorkHQが実際の業務の中でどのように動くのかが、デモ形式で紹介されました。
特に印象的だったのは、
・AIが判断を行い
・Digital Workerが処理を実行し
・必要な部分だけ人が関与する
という一連の流れが、“1つの業務”として自然につながっていた点です。
デモでは、取引照合や不正検知といった複雑な業務が、エンドツーエンドで数分以内に完結する様子が紹介されました。
また、
・ノーコードで構築可能
・処理内容が可視化される
・すべて監査可能
であることも大きなポイントとして紹介されていました。
単に「AIが使える」という話ではなく、“企業業務として安心して運用できる”ことを強く意識した設計であることが伝わってきました。
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Jeremy Rossiのセッションでは、WorkHQのさらに先にある未来像が紹介されました。
特に興味深かったのは、
・AIエージェントがワークフロー自体を生成する
・AIエージェント自身を作成する
という、「自己拡張型」の世界観です。
デモでは、既存のワークフローをAIが読み取り、WorkHQ上で再構築する様子や、必要なコネクタをエージェント自身が生成する様子も紹介されていました。
これは単なる“効率化”というより、業務設計そのものがAI主導に変わっていく未来を示しているように感じました。
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American Life & Security社のGreg Hahnからは、保険・資産運用の現場で起きているリアルな変化について共有がありました。
近年は、上場資産中心だった運用がプライベート資産へ広がることで、
・扱うデータの種類が増える
・手作業管理が増加する
・業務の複雑性が高まる
といった変化が起きているとのことです。
その中で、AIは大きな可能性を持つ一方、
・規制対応
・データの信頼性
・既存業務への組み込み
これらを考慮しなければ、実業務では使えないという点も強調されていました。
このセッションを通じて、「AIを導入すること」と「AIを業務で使える状態にすること」は全く別物である、という点が非常に印象に残りました。
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Lia SolisとAndy Beckerのパートでは、SS&C自身がWorkHQを活用した事例が紹介されました。
従来は、
・個別に動く自動化
・サイロ化した業務
・手作業が残るプロセス
が課題だったとのことですが、
WorkHQ導入によって、
・業務全体がつながる
・処理時間が大幅短縮される
・精度と一貫性が向上する
といった成果が出ていることが共有されました。
特に印象的だったのは、これは単なる効率化ではなく、「人を単純作業から解放し、より高付加価値な業務へシフトさせる」という変化として語られていた点です。
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最後にRahul Kanwarからは、AIによる業務変革の本質について語られました。
これまでのオートメーションは、既存プロセスを部分的に効率化することが中心でした。
一方でAIは、
・データを理解し
・状況を判断し
・次に必要なアクションを導き出す
このような自立駆動ができるようになってきています。
その結果、「意思決定がワークフローを生み出す」という新しい業務モデルが可能になる、というメッセージが提示されました。
ただし同時に、LLM(Large Language Model)には誤判断リスクも存在します。
そのため、
・ガバナンス
・監査性
・再現性
これらの要素が極めて重要であり、WorkHQはそのための基盤として設計されている、という点も強調されていました。
WorkHQのGlobalローンチに合わせて、RPAのその先にある変化や、WorkHQが目指す業務のあり方について、シリーズでご紹介してきました。さらにWorkHQについて知りたい方は、ぜひ以下のイベント・コンテンツもご覧ください。
| コンテンツ | 概要 | リンク |
| 第14回Blue Prismユーザー会 | WorkHQをはじめとするBlue Prism関連製品のロードマップや、ユーザー様による事例登壇、テーマ別の座談会などを予定しています。 | https://cvent.me/0orxy1 |
| WorkHQ Globalローンチイベント(動画) | WorkHQ Globalローンチイベントの全編をオンデマンドでご視聴いただけます。 | Global Launch of WorkHQ |
| WorkHQフォローアップウェビナー | 5/28(木)の11時、もしくは15時から、WorkHQに関するフォローアップウェビナーが開催されます。 ※内容は英語ですが、日本語字幕をご利用いただける予定です。 | 11:00のセッション:Lunch and Learn: Getting Started on SS&C | Blue Prism® WorkHQ - Session4 15:00のセッション:Lunch and Learn: Getting Started on SS&C | Blue Prism® WorkHQ - Session 3 |
| Blue Prism University WorkHQ Foundation | Blue Prism University内の"WorkHQ Foundation"の学習コンテンツです。 実際の製品画面デモや、従来のBlue PrismによるRPAとWorkHQの違いなどについて学べる内容となっています。 | Blue Prism® WorkHQ Foundation - Blue Prism |
改めて、シリーズを通してお読みいただき、ありがとうございました!
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